Balda Juwella

シンプルな6x9フォールディングカメラ
Balda Juwella
Balda Juwella
 1939年に発売されたバルダの普及型6x9cmフォールディングカメラ。

 どうして手に入れたかはわからないが昔から私の手元にある。スーパーイコンタやベッサに凝っていた頃は見向きもしなかったカメラである。バルダのカメラは板金製が多く、このJuwellaもそうでところどころ錆びてはいるが革張りなどはしっかりしている。レンズはJuwella Anasutigmat 105mm F6.3でフォーカスは前玉回転式だが曇りもなく比較的綺麗である。当時は大衆向けでもF4.5クラスのレンズが付いていたので、このカメラはその中でも最も廉価版であったのかも知れない。最短撮影距離は2メートル。シャッターはプロンターで低速はなく、T、B、1/25 - 1/100sec.という徹底ぶりである。最小絞りはF32。当時のカメラは皆そうだが、廉価版といえどもきれいな円形のアイリス絞りで、このカメラも例外ではない。
 裏蓋を開けてグランドグラスを当ててみるとピントが少々狂っている。このレンズは分解が簡単なので後に誰か触ったのかも知れない。前玉レンズのネジ込み位置をいろいろ変えてみるとピントくるポイントが簡単に見つかった。幸いフィルムは120が使えるので、どんな写りをするのかそのうち撮ってみたいと思っている。レンズボードについた定番の反射式とボディの上に乗った透視式のガラスのないファインダーがついている。重さは530グラム。


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