ボルシー35mmTLR(二眼レフ)


Bolsey Model C  ボルシーはアメリカの代表的な35mmコンパクトカメラである。スイス人のボルスキー博士(初期のアルパフレックッスを手がけた)の設計によるカメラとして知られている。
 1947年に発売されたオリジナルB型は上下像合致式の連動距離計を持った小型カメラである。1950年、B型をベースにした二眼レフC型が誕生した。二眼レフでありながらB型時代の連動距離計をそのまゝ残しているユニークなカメラである。ピントフードを畳んだ状態では普通の35mmコンパクトカメラのように距離計を使ってスナップすることができる。
 カメラ上部のピントフードを起こしてやると二眼レフに早変わりする。フードの底にピントグラスがありまわりの風景が写っている。フード内にはルーペも用意されていてピントは合わせやすい。
 ビュー、撮影レンズともウォーレンサック44mmF3.2アナスチグマットが付いている。シンクロはフラッシュマチックになっていてボディ後部の特殊なターミナルにソケットを差し込んで接続するようになっている。シャッターもウォーレンサック製で、B、T、10〜1/200秒である。

 35mm二眼レフは数少ないが、連動距離計を併せ持ったユニークなカメラである。二眼レフとしての操作性も悪くなく楽しいカメラだ。



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