ブロニカ S2



 ゼンザブロニカのオリジナルモデルは1959年に、国産初の6x6判クイックリターン式高級一眼レフとして誕生した。その後、S、D,C,C2型と次々に改良されていった。写真のS2型はマニュアルカメラの最終機として1965年発表されたモデルである。大変完成度の高いカメラである。

 レンズの着脱は二重バヨネット構造になっている。通常使う40〜200mmの汎用レンズはヘリコイドのついたフォーカシングユニットの先端のバヨネットに取り付けて使用する。バヨネットの内側にはスクリューマウントのネジが切ってあり、手持ちのレンズを取り付けて撮影することも可能である。ミラーは上下に開く、後退式の構造のため短いレンズを付けてもミラーでレンズの尻をたたかれることはない。

 300mm以上の超望遠レンズや接写ベローズはフォーカシングユニットをボディから取り外し、直接ボディに付けることができる。従って300mm以上のレンズにはヘリコイドが付いている。,br>
 標準レンズはニッコールP75mmF2.8である。写真のS2はゼンザノン100mmF2.8が付いている。交換レンズとしてニッコール40、50、135、150、200、350、500、1000mmがある。シャッターは布幕フォーカルプレーンで、B、1〜1/1000秒、シンクロはX、FP接点自動切り替え式である。
 マガジンは120、220フィルム両用で、ノブを切り替えるだけで両フィルムが使用できるのは大きな特長だ。マガジン付きカメラの大きさは 100x100x140mm、重さは 1780g。

【使用感】 フィルム巻き上げの際、最後のシャッターコッキングのところで、ガシャと壊れたような音がするが別に異常ではない。シャッター音もずば抜けて大きく他に例を見ない。「神社の境内でシャッターを切るとハトがいっせいに飛び立つ」というのは有名な話である。

 6x6一眼レフとしては大変使いやすくよく写るカメラである。中古市場では比較的入手しやすく値段も安い。交換レンズも豊富にあり、アクセサリーもマガジン、ポラバック、ベローズ、ペンタプリズム、TTLファンダーなどが揃っている。


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【作 例】  ニッコール75mm F8 1/250  Fuji G400


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