レフレックス・コレレ


camera photo  第二次大戦前の1934年に発売されたドイツ製6x6判ロールフィルム1眼レフ。レンズ交換が可能。「レフコレ」の愛称で親しまれたこのカメラは時々見かけるが、大抵故障している。
 バリエーションは初期型、II、IIa、III型があった。写真は1937年頃のIIa型である。
 このカメラは手に入れたとき故障というよりシャッターがなまっていて1/100秒以上の高速が使えないため買った店に頼んで修理してもらった。

 シャッターは布幕フォーカルプレーンで、2秒〜1/500秒までのスピードが得られる。レンズはカール・ツァイスのテッサー80mmF2.8。レンズ交換は独自のスクリューマウント。300mmまで種々の望遠レンズが用意されていたようだがあまり見かけない。ミラーはシャッターボタンのストロークを利用して押上げるタイプで、最後のところでシャッターがレリーズされる仕組みである。従ってシャッターボタンから手を話すとミラーは自然に復帰する。フ
 フィルム送りは、戦前のカメラとしては珍しく自動巻止めで、シャッターチャージもセルフコッキングされる。フィルムのセットは最初の1番だけを赤窓に合わせれば、後は自動ストップ式で撮影できる。

 ハッセルが世に出るまでは数少ないレンズ交換式中判一眼レフで、人気のあったカメラである。今ではいかにもクラカメといった外観だが、機構がシンプルなので今でも十分実用になる。



レフレックス・コレレの主な仕様
製造初年1934年
メーカーFranz Kochmann, Dresden Germany
フィルム120ブローニー 6x6判12枚撮り
ピント合わせレンズヘリコド
ファインダー1眼式マット面ルーペ付きとフレームファインダー
レンズテッサー80mmF2.8(3群4枚)最小絞り F32
望遠レンズ300mmまで各種
マウント独自のスクリューマウント
シャッター布幕フォーカルプレーン B, 2〜1/500秒、セルフタイマー
撮影最短距離3フィート
フィルム送り自動巻き止め
大きさ・重さ小さく軽い
その他二重撮影防止装置



【使用感】

 一眼レフとしては目方が軽くテッサー80mmmもよく写る。ファインダーの見えも悪くなく実用的なSLRだ。




【作 例】  by Reflex Korere
         Tessar 75mm F2.8 f8 1/100 Fuji Reala

sample photo


Home | Thumbnail | Frame |