MEC16

最初の16mm TTLカメラ

MEC16 SB  MEC16 SB(写真)は1957年に発売された16mmカメラである。レンズは Rodenstock Heligon 22mm F2が付いている。16mmカメラとして初めてTTL露出計が組み込まれたモデルとして知られている。一眼レフではないが撮影レンズを通して測光できる。露出計は Gossen。Maker: Feinwerke Technik Gmbh Germany
 オリジナルの MEC16 は1956年に発売され、Color-Ennit F2.8 20mmレンズが付いている。最小絞りはF16。ボディカラーにはゴールド、赤、シルバー、グレイやブラックがあった。
 Color-Ennit レンズはイエナの光学工場で作られたが評判はあまりよくなかった。
 シャッターはフォーカルプレーンで B、1/30〜1/1000 Sec、シンクロ接点が付いている。焦点調節は目測式で1フィートから無限遠までクリックストップ式で小型カメラにしてはセットはしやすい方だ。ボディ(チェーン)を左に引くとファインダーが現れるのはミノックスやミノルタ16と同じ方式であるが、ファインダーを出し入れしてもフィルムが送られることはない。フィルム送りはボディ右にあるレバーで行い、同時にシャッターがコッキングされる。ファインダーは倍率の高い逆ガリレイ式であるが見えは悪くない。スライド式フィルタが内蔵されている。フィルムは専用のダブルマガジン式でパーフォレーションのあるフィルムが必要。露光サイズは14x10mm。大きさは 34x56x100mm、重さは230gでミノルタ16より一回り大きい。

 MECにはもうひとつ、MEC-16Bというセレンメータの付いたモデルがあるが、製造台数が少なくプロトタイプのようだ。


【作 例】  by MEC16 Original
       Color Ennit 20mm F2.8 f11 1/250 Plus-X

Mec16 work

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