オリンパスクローム6


Olympus Six  オリンパスシックスは第二次世界大戦の始まる1年前、1940年12月に発売された歴史のある120フィルム使用の6x6cm判カメラである。1951年に発売されたモデルはそれまでの板金加工のボディがダイカストに変更されクロームシックスと呼ばれるようになった。
 右の写真は1954年11月に発売されたクロームシックスIVA型と呼ばれる、それまで目測式であったカメラに初めて単独距離計が内蔵さたモデルである。単独距離計とはカメラに距離計が連動されただけのものでレンズの動きと連動はしない。従って、測距した数値を手でレンズにセットしなければならず面倒であるが、目測より安心感が得られ近距離の撮影には威力を発揮する。
 レンズはDズイコー75mmF3.5(4枚玉)でシャッターはコパル、B、1〜1/200秒、セルフタイマー、コダック型シンクロ接点がついている。
 巻上げは赤窓で1番を出すと後は自動巻上げになる。レバーは小さく巻上げ角が少ないため次のコマを出すまで数回レバーを操作しなければならない。ボディ後部の切り替えレバーによって6x6cmと6x4.5cmの撮影ができる。もちろん、6x4.5cmのときはフィルム室にセミ判フレームを入れておく必要がある。ファインダーはレバーで自動的に645に切り替わるが、自動巻き止めは働かないので全てのコマは赤窓を見ながら巻くことになる。発売当時の価格は17,500円。
 ホールドは大変よく、よくできた堅牢なカメラである。



Olympus 6 IV A Specifications
MakerOlympus Camera Works Japan
C.A.1954
Film120 6x6 12 Exp. or 6x4.5cm 16 Exp.
FocusFront cell rotating
Range finderUncoupled, Double image
View FinderGalilei
LensD.Zuiko 75mmF3.5 (4lement,3-Group)
ShutterS.Copal B,1 - 1/200Sec. X terminal
Focus Range4 Feet
Film supplyAutomatic stop or Red windows
Weight760g
OthersAccessory shoe


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