ペルケオ

超コンパクト蛇腹カメラ


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Perkeo3x4


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Perkeo I


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Perkeo E
 ペルケオという3x4cm判カメラが作られたのは1933年である。ベスト判(127)は本来6.5x4cmサイズが8枚写せるフィルムだが、これをハーフサイズに使ったのが3x4cm判でベスト半裁(はんさい)とかベビー判と呼ばれている。1本のフィルムで16枚の撮影が可能であることに加えてカメラがコンパクトになることから大変流行したサイズである。当時は大名刺判(6.5x9cm)のカメラが主流だったことから、小さいこのカメラはペルケオ(小人)と命名されたらしい。レンズはヘリアまたはスコパーの55mmF3.5、シャッターはコンパーが付けられていた。当時の高級機はテッサー+コンパーの組み合わせが大半であったが、フォクトレンダーはレンズもお得意のメーカーで自前のハイブランド、ヘリアーやスコパーをコンパーに組み込んで付けていた。

 戦後すぐに(1948年)ベッサ66という超小型6x6cm判カメラが作られ、1953年に改良されて新しいペルケオが誕生した。戦前のペルケオとは全く別のカメラに変身したのである。ペルケオの名にふさわしく6x6cm判とは思えないコンパクトさが売り物で、ちょっと見た目には35mmカメラと見違うほどである。戦後のペルケオには I型、II型およびE型がある。I型とII型の違いは付けられたレンズとシャッターの違いである。レンジファンダーはなくピント合わせは目測式であるがフィルム送りは最初の1番だけを赤窓に合わせればあとは自動巻き上げとなる。

 E型は1955年に発売された改良機で単独距離計が組み込まれたモデルである。距離計にスペースを取られてしまったせいかフィルム送りは赤窓式に戻ってしまった。


【作 例 1】

 Perkeo-E Color Skopar(80mm F3.5) F8 1/250 Fuji-Reala

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