AMBI Silette
アグファの高級機
アグファーの35mm高級レンズシャッター機。アンビジレッテと呼ばれている。
ビハインド式シャッターでレンズ交換が可能。交換レンズには60mm標準レンズと35mm広角、90mm望遠がある。ボディ上部のスライドレバーによってこの3種類のレンズのブライトフレームを切りかえることができる。マウントはバヨネット式でワンタッチレンズ交換が可能。
標準レンズは Color Solinar 50mm F2.8、組み込みシャッターはSynchro Compur B, 1-1/500secと当時の一級品が採用されている。
不思議なことに、このカメラにはファインダーの前の部分に蓋がついていて、これを開かないとアイピースを覗いても真っ暗で何も見えない。撮影時にはスライドレバーを動かしてこの蓋を開けてから測距を開始するらしい。ファンダーは倍率がかゝっているが明るく、ブライトフレームもくっきりしていて見やすい。
焦点調節用のヘリコイドは50mmF2.8レンズにしては回転角度が少し大きいようだ、270度以上ある。ライツのエルマーやズミクロンなど50mmクラスは180度である。重さは700グラム、見た目より重い。
交換レンズ
- 広角 35mm F4 Color-Ambion
- 標準 50mm F2.8 Color-Solinar
- 望遠 90mm F4 Color-Telinear
右のようなPloximeter(接写レンズ)もあったようだが、交換レンズも含めた付属品は市場でお目にかかったことがない。
AMBI Siletteの主な仕様 メーカー ドイツアグファ社 製造初年 1957(61)年 フィルム 35mm 36枚撮り レンジファインダー 二重像合致式 ファインダー 逆ガリレイ式、ブライトフレーム レンズ Color Solinar 50mm F2.8、最小絞りF22 シャッター Synchro Compur、B、1〜1/500秒、
Self Timer、MX接点撮影最短距離 1メートル 大きさ・重さ 700g その他 吊環金具無し
【使用感】 レンズ交換可能な高級機だけにずっしりと重い。操作性は大変よく今でも十分実用になるカメラである。交換レンズを使ってみたいが、なかなか手に入らない。
【作 例】 by AMBI Silette 50mm F2.8 f5.6 1/250sec
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(from the train, evening, May 1998)