スピグラの手持ち撮影

 シャッターレリーズ1
 スピードグラフィックやクラウンは手持ち撮影がてきるのが大きな魅力のひとつである。レンズシャッターをカメラのボディレリーズを使ってレリーズするときは、レンズボードごとにシャッターレバーとのリンクが必要である。これが面倒なので今はフォーカルプレーン専用に使っている。
 レンズシャッターのレリーズには、写真のようにレリーズケーブルを固定する金具をアルミ板で自作してフラッシュガンの取り付け金具に共締めしている。本来、専用フラッシュガンを取り付けた時のレリーズ用に付けたものであるが、専用ガンを外してもこのシャッターレリースは真に具合がいい。スピグラは重量があるのでカメラブレの少ないカメラではあるが、この方法は脇をしっかり締めてホールドしながらレリーズすることができる。シャッターのレリーズレバーを調節操作するときは不注意に前玉を指で触ってしまうことがある。もちろんフォーカルプレーンもレリーズできる。







 シャッターレリーズ2
 写真のようにレリーズについている固定ノブが差し込める丸い金具を作って、先端のネジで共締めしておけばシャッターレリーズを安定して行うことができる。友人から教わった方法であるが、フォーカシングしながら、安定にカメラをホルドすることでき、カメラを持ち変えずにシャッターをレリーズできる優れた方法である。
 リンホフテヒニカにはレリーズケーブルをホルドする部品が用意され、これをはめ込む小さな二つの孔がベッドに開けられている。


 ペースメーカーでの手持ち撮影ではポラバックにしろ、ロールホルダーにしろバックが膨らむことになる。写真はGrafmatic Film Holderを差し込んだところだが、これでもバックはかなり膨らんでファインダーやRFアイピースが覗き難くなる。鼻の高い国の人にはなおさらだろう。写真のような延長チューブがスピグラやセンチュリーにはついていた。中古で買う場合は運がよければこういったアクセサリーが付いてくる。中には度の入ったものもある。これは中が素通しのチューブであるが二重像が見やすく便利なものである。ねじ込み式でカラートRFにも共通で使える。

 アクセサリーシューはオリジナルのカメラには付いていない。あれば何かと便利なのでフラッシュ用のホットシュー変換アダプターとして売られるもののシュー部分だけを頂戴して付けてある。