戦前ドイツのヴェルタ社の距離計連動式セミ判スプリングカメラ。1933年に発売された。セミイコンタの対抗機として知られる。一つ目式(ビューファインダーと距離計が一つのアイピースになっている)は、当時のこの種のカメラには珍しい。
レンズはテッサー付きもあったようだが、写真は Radionar 7.5cm F2.9 である。ピントはラック&ピニオン式のノブで蛇腹を前後させて合わせる。ボディ上部に被写界深度表が付いている。黒のボディは珍しい。この他ヴェルツルには、6x6cm、6x4.5cm兼用のモデルもある。
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| ヴェルツル セミ判の主な仕様 |
| メーカー | 西ドイツ ヴェルタ社 |
| 製造初年 | 1933年 |
| フィルム | 120フィルム 6x4.5cm 16枚撮り |
| ピント合わせ | ベッドのピントノブにより蛇腹が進退する |
| レンジファインダー | 二重像合致式 一つ目 |
| ファインダー | 逆ガリレイ式 |
| レンズ | ラジオナー 75mmF2.9(3群3枚)最小絞り F22 |
| シャッター | コンパー T、B、1〜1/250秒 |
| 撮影最短距離 | 1.25 メートル |
| フィルム送り | 赤窓式 |
| 大きさ・重さ | セミ判標準 / 660g |
【使用感】
操作性は悪くない。ファインダーも見やすく、実用的なスプリングカメラである。
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