ヴェルツル 645

 戦前ドイツのヴェルタ社の距離計連動式セミ判スプリングカメラ。1933年に発売された。セミイコンタの対抗機として知られる。一つ目式(ビューファインダーと距離計が一つのアイピースになっている)は、当時のこの種のカメラには珍しい。

 レンズはテッサー付きもあったようだが、写真は Radionar 7.5cm F2.9 である。ピントはラック&ピニオン式のノブで蛇腹を前後させて合わせる。ボディ上部に被写界深度表が付いている。黒のボディは珍しい。この他ヴェルツルには、6x6cm、6x4.5cm兼用のモデルもある。




Weltur 645


ヴェルツル セミ判の主な仕様
メーカー西ドイツ ヴェルタ社
製造初年1933年
フィルム120フィルム 6x4.5cm 16枚撮り
ピント合わせベッドのピントノブにより蛇腹が進退する
レンジファインダー二重像合致式 一つ目
ファインダー逆ガリレイ式
レンズラジオナー 75mmF2.9(3群3枚)最小絞り F22
シャッターコンパー T、B、1〜1/250秒
撮影最短距離1.25 メートル
フィルム送り赤窓式
大きさ・重さセミ判標準 / 660g




【使用感】

 操作性は悪くない。ファインダーも見やすく、実用的なスプリングカメラである。



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