Wilca Automatic

高性能、16mm超小型ワイドカメラ

Wica Automatic  1963年、Wilca Kamerabau(West Germany)製の16mmワイドアングルカメラである。レンズはWilcalux Filtra F2/16mm。ごく少数(100台以下)が作られたらしく、インターネットオークションでは1000ドル以上の値が付いたこともあるという。このカメラは見たこともなければ、その存在すらも知らなかった。最近カタログを入手したので紹介してみたい。
 まずレンズ、16mm F2、6枚構成というのが凄い。16mmカメラのレンズは20〜25mm、F2.8またはF3.5、3〜4枚構成がいいところである。このレンズの焦点距離はミノックスレンズ(15mm F3.5)に近く16mmサイズなら相当ワイドな撮影が可能である。6枚構成のF2レンズというのは、設計者の高級機志向の産物だろう。どういう写りをするのか気になるところである。UVフィルター付きで、レンズが奥まっているのでフードは必要ない。
Wica Automatic Catalog  シャッターはプロンター1/25〜1/250秒、最小絞りはF22。ライカメーターで知られているメトラワットのセレン式露出計が組み込まれていてシャッターに連動する。フォーカスは固定焦点(3.5フィート以上でピントが合う)。フィルムはスペシャルカセット式で10x14mmの24枚撮り。 シンクロ接点、二重撮影防止、レバー巻上げによるセルフコッキング、カセットを交換するとフィルムカウンターがゼロに戻る、などの機能がある。(Size 4 3/8" x 2 3/4" x 1 5/8"、less than 16ozs.)


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