Mac 3D
 「マックドロー」による作図もそうだが、立体図が描けることには興奮した。当初は「Pro3D」と「Mac3D」を試みたが、Pro3Dの価格は、日本に一つしかないということで、1ドル800円に換算されていたのが、印象に残っている。
 その割りには半額以下のMac3Dのほうが簡便で、使いやすかった。その後「Super3D」などがあったが、Mac Plusではこのあたりが最後だったようだ。
 下左)は多面体を個別に描いて組立てた。多面体の角度や寸法がそれぞれ異なるので、こうした形体では一気に描くことはできない。コンポートのような図形は、断面の半分を描くだけで、いわゆる『ロクロ』で、おもしろいようにできた。
 下右)は板の厚みが一定で、切り口はすべて直角なのでこうした図形では比較的容易い。
 図は当時のモニタ9インチ、72dpiでほぼ原寸表示。
 上の三面図から立体図に仕上げたのが左である。視角と光源の位置や角度も自由自在に調節できる。
 ところで、上下二枚の図は「MacOS 9」上で、20年前のシステムとアプリケーションが動いている。単に表示されているというだけではなく、機能しているのだ。
 当時はむろん日本語に対応していないが、メニュー右に「ヘルプ」が日本語で表示されているのがおもしろい。専門的なことは分からないが、一年前のバージョンでさえ対応しない例があることを見ると、これは凄いことで、OSの基本がよほどしっかりしているのだろう。
コンピュータといえども、実際に作るのと同じ工程で描く。
Pro3Dのマニュアルより