お盆と静物は制作中にてリンクしておりません。
 三十年ほど前に、箱を作るつもりで枠だけができていた。箱は一般的には上から入れるのであるが、ここでは底を背面にして飾り棚のように考えた。
 そこで背面と脚を加工し、ここに既製品を飾るのではなく、飾るモノを創ることを考えた。作例はアトリエのような、ギャラリーの一部のようでもあり、陳列替えは自由だからいろいろ楽しめる。もちろん背景も画用紙に色を塗ったり描いたりして気軽に楽しめる。笑っちゃうような場面を考えることほど楽しいと思う。立体物は構成や配置が自由だからアタマの体操にも最適だ。
 左の例と同じく枠だけが三つあったので、ベンチの脚を切り出したときの端材を利用して脚にした。それが二本足のように見えたので箱の中に顔を創った。
 それだけでは物足りないので、人形を切抜いて乗せるとおもしろかった。そして人形が上へ登るには梯子が要ると考え、梯子を作ったらより楽しくなった。
 これだけでもよいが、さらに顔を吊り上げるために、人力によるクレーンが欲しくなった。こうして工事中の場面にしたらさらにおもしろいと思い、足場や起重機と作業する人物を製作中だ。
ミニチュア工作をするのに、先ずは加工技術の練習にいろいろな形を作ってみた。
額縁には暫定的に写真が入っているが、最終的には絵を描きたいと思う。
 ミニチュア工作をするのに、いろいろな形を作ってみたが、途中でギャラリーの場面を思いついた。ここでは額と絵、それに人物が必要になる。けれども観客は後姿ばかりなので変化がなく、横向きにすると姿勢に変化があらわれた。
 これはおもしろいけれども形が難しい。使い古した封筒や紙にスケッチしてみるが、そうそう形が浮かぶことはなく、途中で頓挫してしまう。街頭でスケッチするにしても気がひけるので、これまでのスナップ写真などを参考にして描こうと思う。かつてミニチュアのログハウスを作ったことがあるが小さいのはそれなりに難しい。
 人形の大きさは6センチを基準にした。他とのバランスを考慮しなければならないが、場面の構成ができていないので、切抜きの練習を兼ねてこのようにした。慣れてくると作業も速くなって楽しい。
 材料に下書きしてもそのようには切れなし、電動ノコの音と動きに釣られて手が勝手に動いてしまう。けれども、それがかえっておもしろい形になったりすることがあるので気にしなくなった。