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Industry
1964(昭和39年)は戦後の大きな節目であった。
高度成長(1955〜73)はその絶頂期を迎え、
東海道新幹線開通、東京オリンピック開催は
戦後の復興を象徴していた。
さらにIMF(国際通貨基金)総会開催は世界の日本を確立した。
こうした時期に東海道新幹線の着工から完成まで、
また日本開発銀行がIMF総会のために製作した出版物
「日本産業の発展と近代化」と
「POSTWAR GROWTH OF JAPANESE ECONOMY」の
取材に参加できたのは、躍進する産業現場を見ることができ
幸運であった。
とくに多様な職場で働く人々からは多くの感銘を受けた。
年令的にも20代後半を迎え己の成長と重なった。
仕事が成長を促してくれたのだ。
ところで、
高度成長を成遂げたのは、戦前、戦中、戦後の苦難の時代を生きた人々であった。
働くほどに希望が見えてくる時代でもあった。
はたして現代の若者と今後はどうであろうか。
また取材旅行では東海道線を利用することが多かったのであるが、
新幹線が開通した頃から富士山を見上げる乗客が少なくなった。
珍しくもなんともないのかも知れないが、
それまでは日本人の心を映しているかのようであった。
それは「愛国の花」であったのだろう。
鉄道ファン
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